会長挨拶

会長挨拶

 

公益社団法人熊本県看護協会 会長  本 尚美

 

 

 この度、令和2年度熊本県看護協会通常総会並びに理事会を経て、会長に就任しました本尚美でございます。

 7月の豪雨で被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、災害支援ナースとして避難所および病院へのご支援をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 世界中で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、国内でも急激な勢いで感染が拡大しています。社会では様々な影響が出ていますが、このような時、保健医療に関わる看護職に求められる役割の大きさを改めて感じているところです。熊本でも感染者が増え、クラスターが発生しており、最前線で予防や診療に従事し、地域医療を支えていただいている看護職の皆様に心から敬意を表します。

 今年度の熊本県看護協会の通常総会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から6月20日に熊本県看護協会において規模を縮小した運営方法で開催し、審議事項、報告事項とも全て承認されました。

 今年度の重点政策としては、①地域包括ケアシステムにおける看護職の役割発揮の推進 ②看護職の働き方改革の推進 ③看護の質向上とキャリア支援の推進 ④県民への健康づくりの支援活動 ⑤組織強化 の5点を引き続き取り組んでまいります。新たに県からの委託事業として、『訪問看護サポート強化事業』と『介護関連施設に勤務する看護管理者の管理能力向上支援事業』を受託し、在宅・施設関連の質向上にも力を入れています。今年度の研修等の事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で4月・5月はほとんど延期または中止しましたが、今回の感染症拡大を経験し、看護の役割の大きさと研修の重要性を改めて実感いたしました。6月からは規模を縮小し、感染防止対策を徹底しながら実施しており、今後は、Web会議やオンライン研修等のシステムを準備していく必要があると感じております。

 『看護の将来ビジョン』で示されるように、高齢者だけでなく、子どもを産み育てる人々、子どもたち、障害のある人などを含む全ての人が住み慣れた地域で安心して暮らせる「全世代型地域包括ケアシステム」の構築・推進が必要であり、医療と生活の両方の視点を持つ看護職は、医療・保健・福祉の多様な場での活躍が期待されています。新役員体制のもと一丸となって、看護協会の使命であります『看護の質向上』『安心して働き続けられる環境づくり』そして『看護領域の開発・発展』に努め、県民の健康な生活の実現に寄与したいと思います。

 重責ではございますが、会長としての役割を認識し、他職種・他機関との連携、看護職間の連携強化を図るとともに、看護職一人ひとりが安心して役割を発揮できるよう、教育の充実と労働環境の整備、組織力強化に尽力いたします。皆様方には、変わらぬご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

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